イタリアのハーブ博物館でハーブの歴史を遡る@アボカミュージアム
皆さんお久しぶりです🎵
ここ最近,雑多な諸々の用事に追われてしまい、自分の部屋にこうして戻って来たのは何て久しぶりの事..。もう3月なんですものね。
今日は先日訪れた、イタリア唯一のハーブの博物館、アボカ•ミュージアム(Aboca museum)のお話を💓
場所はトスカーナの素敵な街、サンセポルクロ。我が家から1時間というご近所的な親しみと、画家ピエロ•デッラ•フランチェスカの出生地でもあることから、ウルビーノと絡めてお客様にご案内する機会がちょこちょことある大好きな街です。

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4月に日本のお客様をまたご案内する予定もあるため、しっかり下見...というのはタテマエで、もう8、9年前に来て以来だったので、じっくり自分のために味わいたかったこの博物館。そう、自分へのご褒美に休日を使って心ゆくまでここに居たかったんです。
陶芸の世界にいることで、中世のハーブの薬草壷に魅せられこの世界の魅力を知ったのは以前にもお話しましたが、ここのコレクションも素晴らしいんです!
でもまずは焦らずに順番にお部屋をご紹介。
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外観もクラシックで素敵な入り口。博物館の建物になっているパラッツオ•バルボン•デルモンテ(Palazzo Bourbon del Monte)は1600年代のバロックに差し掛かった装飾が魅力の歴史的建造物であり、2002年にアボカというハーブ製品の会社が経営するミュージアムになりました。
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ミュージアムの第1室はモルタイオ(すり鉢)の間(LA SALA DEI MORTAI)。
ここは石や大理石、金属で出来た各時代のハーブのすり鉢と世界の薬草学に関する文献の最も古いレクションが見られます。
古い言語で書かれた内容、所々は判りますが解読は専門家の助け無しでは無理な学術的な内容ばかりです。美術品としてもものすごい価値のある書籍群。紙質といい、銅版画を手で彩色した挿絵の様式の美しさといい、歴史のロマンに引き込まれていきます。
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こちらは1300年代の無彩色のもの。メリッサの姿を描いていますが、リアリテイーに描写しようというよりは、中世の絵画様式が特徴的に感じられます。これを見ても恐らく私は同じ植物を見分けられないでしょう•笑。それがまた味なのですが💓
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こちらは少し時代が進み有彩色。1500年代に入ると正確な描写を感じられるようになりますね。ルネッサンスはそんな意味でもリアリズムがもっと自由に開放的に表現されるようになったのでしょうか。どんな絵の具が使われていたのか興味津々。
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パラスがとにかく美しいのでとても展示が引き立ちます。ハーブをすりつぶす為の石臼も種類が多く、ハーブには触れることが出来ますよ🎵
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次の部屋は"歴史の間"(LA STANZA DELLA STORIA)。
薬草書や紀元前、紀元後の各時代の医学者がどのように歴史の中で医学に貢献してきたかが彼らの肖像と共に語られます。
特に紀元前5世紀からヒポクラテスの偉業でギリシャにおいて科学となり、ローマの帝国時代にはデイスコリデとガレノスの出現により中世からルネッサンスまでの薬草学に決定的な足跡を残した..という下りには医学のテオリーが医薬品としての薬草とともに西洋で確立していった様子が伺え、とても興味深いものがありました。
というのも最近日本にガレノス協会なるものがあることを知り、イタリアのハーブの歴史好きとしては是非知っておかねば、と協会の方と連絡を取り、トルコにあるガレノスファームで栽培された幾つかのハーブを送っていただいた、という事もあったりで、ガレノスがイタリアにもたらした薬草学の影響についてしみじみ思い入っていたのです☘🌿
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これがそのガレノスファームからやって来たハーブたち🌿
遥かトルコの地で育ったハーブの香りを嗅ぎながら、歴史に思いをはせ...🎵
さて話を戻して次の部屋へ!
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こちらが...."陶器の間"!!(LA SALA DELLE CERAMICHE)
そう、ここが何を隠そう一番楽しみにていたコレクションです💕
ハーブの世界に興味を持ったのは、ファエンツアで陶芸を学んでいた学生時代にこのハーブ壷を知ったことから。
中世の時代から、薬局や修道院で使われ、もちろんその優美さからただの容器ではなく美術品でもあったことは想像するに及びません。日本では、やきものの釉薬の美を景色と呼びますが、これらの壷たちは、本当にイタリア版"釉と顔料の景色"が本当に素晴らしかった!ファエンツア、デルータ、モンテルーポ、カステルドウランテ(現マルケ州ウルバーニア。地元だ🎵)とそうそうたる中部イタリアルネサンスで栄えた窯が名を連ねます。
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このお気に入りの形、"アルバレッロ"と呼ばれる壷は、かつて中国からスパイスや薬草が竹筒に入れられて輸入されており、その竹の節のある様子を形に写し取ったと言われているものです。
形の由来1つにも歴史があって本当に見ていて楽しい!
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このようにテーマのある聖人をモチーフにしたものや...
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東洋の磁器の上の青い絵付けへの憧れから生まれたブルー1色の絵付け、"アッラ•ポルチェッラーナ"。
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明るく華やかな色遣いの南のものなど。どれも土に含まれていた不純物や釉薬の垂れ具合などがとてもいい味を出していて、今のマヨリカ焼きには無い魅力が。
..とやきものの話ばかりではいけないので、さらに次のお部屋へ•笑。
お次のお部屋は、ガラスの間"LA STANZA DEI VETRI"
紀元前1000年からエジプトですでに使われていた吹きガラスの技法。ガラスの容器はハーブの歴史の中でもバームや液体を入れるのに適していた他、蒸留用の器具も多くのものはガラス製でした。
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このお部屋ではガラス容器の製造技術がどのようにハーブを使った薬品と密に繋がっていたかを、とても面白いコレクションと共に感じとることが出来ます。
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私がとても楽しく鑑賞したのはこの小さな箱たち。
とても細かい細工ですが、これは昔の貴族たちが旅行の際に持っていっていた薬箱なんです。
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これもとても細かく仕切られていて面白いんです🎵
あれこれ色々なハーブの蒸留水でも入れていたのでしょうかね?
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これがすごく面白かったです!
本の中にある小さな薬壷☘美術品とも言える志向を凝らした装丁は本当に素敵でした🎵
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吹きガラスで製作されたたくさんのフラスコや瓶類。ガラスの質感や色が時代を語っています。どんな器具や道具でも、手をかけた作品というのはとても美しいものですね。
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私も大好きなこの形。今使われているビスケット容れにも似ていてインテリアみたいです。
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切り子細工が施された瓶たち。繊細な柄がとても素敵で、この中にローズウオーターなどの液体が入っていたらさぞかし趣があるでしょうね💕
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こんなシンプルな瓶もいちいちツボにはまる...あまりゆっくり色々眺めているので、あっという間に時間が過ぎて..さあ次、次!笑
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ここは、ハーブの雰囲気をたっぷり味わいたい方にぴったりのハーブの間(LA STANZA DELLE ERBE)。
この博物館の中でも一番人気のある、ハーバリストの工房のような素敵な部屋です。ハーブの収穫や乾燥、保存方法や利用の仕方などに触れて、人間の生活と薬草たちが寄り添ってきた歴史を垣間見ることが出来ます。
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昔のハーバリストが使っていた収穫用の篭やハーブを保存していた容器等がとても味のある家具に収納された様子。
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この暖炉内にはハーブの処理や加工に使われていた道具たちが。媚薬を用意する魔女さんが思い浮かびませんか?!

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そしてこちらのお部屋。薬局の原形となる、ハーブやスパイス、それらの加工品を扱っていたスペッツイエリア(スパイス、ハーブ販売店)を再現した"古きよきスパイス店"(L'ANTICA SPEZIERIA)
1600年代に入るとヨーロッパでは一般市民に向けたはじめの薬局のかたちが生まれます。火を使った加工技術と金属の蒸留器具の出現によってあらゆるハーブのエッセンスの抽出の方法は飛躍的に進歩。すでに薬局では蒸留水、エッセンシャルオイル、チンキやシロップ、リキュール、ハーブ飲料、バームやクリーム、錠剤、粉状のスパイスなどなど...本当にたくさんの製品が販売されていました。
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こんな風に一色で統一されたボトルもすごく素敵です🎵
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さて、時代は移り変わり1700年代の終わりから1800年代初頭にかけて薬草学の歴史は大きな変化の時代に差しかかります。
植物科学の誕生です。さらに進歩した器材を使うことにより薬剤の主要成分の幅は広がり、現在でも日常的に使用されているキニーネやカフェイン、モルフィネ、コデイン、アスピリンに使われていることでも有名なサリシンなどの植物由来の成分の抽出が行われるようになり、かつての古めかしい魔女の工房のような雰囲気から、近代的なラボラトリーへと薬学の舞台は変化を遂げてゆきます。
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蒸留器も1600年代のものに比べるとずっと精巧な作りに。
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すり鉢類も磁器製のものになるなど、グッと植物科学の名にふさわしいラボラトリーへ。このすり鉢、私も焼き物用の顔料を擦るのに使っています🎵
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海草の標本。海草も海のハーブですよね。この海草はローマ時代から薬草として使われていたとか。
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さらに行くとハーブと関わりの深かった聖人たちの紹介が。
以前、修道院とハーブとの関わりのコラム、で紹介した聖ベネデイクトももちろんいらっしゃいました🌿
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こちらもあまりにも有名な修道女ヒルデガルドさん。彼女に纏わるレシピも多いですね🌿
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そしてこの厳重な扉の向こうには..."毒薬の独房"(LA CELLA DEI VELENI)が!
黒魔術を連想させる独特の魅力のある空間。でもやはりこれも魔力的なハーブの歴史の一部なんですよね。

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最後のお部屋は"1800年代の薬局"(LA FARMACIA DELL'800)
洗練された陶器の薬壷のコレクションや、当時の薬局の伝票など、レトロ感溢れる空間です。ここでは初めてワニやカメなど、動物性の成分を薬の主成分とする文化が生まれたことが、壁に飾られたワニや亀の甲羅からうかがうことが出来ます。
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は~、この時代の壺もやっぱり素晴らしい💕
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この時代になると近代のレトロを感じられるボトルが沢山!
おばあちゃんの家の屋根裏部屋なんかにお宝として隠れていそうですよ😆。
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ちょっとフィレンツェのサンタ•マリア•ノベッラ薬局の雰囲気も感じられて...
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絵になる包装ばかり。薬品が並んでいる様子を見るとなぜか物語に引き込まれて行くような不思議な気持ちになります。(変?!)
これで博物館はおしまいです。
...名残惜しい....涙。もう一周しようかな•笑。
最後にアボカ出版から刊行されている本のブックショップを見ました。
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ハーブや野草関連の本が一杯!
持っているのもチラホラ...なんと食文化の歴史家の友人、エットレが書いたお菓子の歴史本がある!あらら、今度サインもらっとかなきゃ、と思いつつ購入。エットレさん、ブラボー!!
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フフフ、これです🎵食と芸術文化と歴史。さすがエットレ。
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そして何と。1568年にオリジナルが印刷された私の憧れのピエロ•アンドレア•マッテイオーリのレプリカ本が!!
素晴らしい挿絵群と神々しいテキスト。ページをめくるとルネサンスの薬草学の世界に引き込まれること間違いなし。
古い言葉を知っているプロの翻訳者が必要ですが。私は途切れ途切れにしか知っている言葉がない•涙。
ローンを組んででも手に入れたいものですが...定価690ユーロ。
普通に日本行きの旅券が買えてしまう。おそろしや。😵😵
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気をとりなおしてアボカ社の製品の売店でハーブテイーなどを購入しました。
ミュージアムを後にして向かったのはある修道院。
ここに聖ベネデイクトの生涯の一連のフレスコ画があるのです。
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淡くうっすらとしか残っていませんが、修道院の回廊の壁面が埋め尽くされています。
全体が完全な形で残っているフレスコ画も素敵ですが、この途切れ途切れの感じ...好きです。
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これで私のハーブを巡る小さな旅は終了。書いていても長かった•笑
ハーブとイタリアが好きな方は、是非ご旅行の際に訪ねられることをおすすめします。
小さなタイムスリップができますよ💕。
それでは、また。

アボカミュージアムのサイトはこちら

http://www.abocamuseum.it/it/










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# by colline_raffaello | 2018-03-04 08:28
ハーブの魔女に会いに行く🌿~ネローネ山のロレッタ~第2話
こんにちは!
第2話を楽しみにしていると言ってくださった皆さん、お待たせしましたが、やっとハーブの魔女ロレッタさんの野外レッスンの第2話をお伝えしますね🎶🌿

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さて、秋に見られるハーブを発見する森への散歩は続きます。
季節ごとのハーブの育ち方を知っていれば、若葉を食べるもの、成長したものを乾燥させるもの、種を収穫するもの...と四季折々で限られたハーブを楽しめます。
秋は春に比べて花も種類も少ないですが、雨のあとに暖かい日が続くと、生えたての柔らかいハーブをまだまだ楽しむことができます。種を収穫できるハーブが多いのも秋のハーブ摘みの良いところ。
B&Bの可愛い橋を渡ってさらに森の向こうへ...

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みんなでどんどん山道を進んで行きました。自然が深くなると、だんだんと感覚が研ぎ澄まされてきて、小さな茂みにもどんな植物があるのか気がつけるようになってくるものです。

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まず出会ったのはお馴染みのネトル(Urtica diotica L.)。
秋でも木陰の湿ったところではまだまだ柔らかい若葉が採れます。
豊富な鉄分やミネラルを含み、女性の強い見方のネトル。
日本ではハーブテイーなどに使われることが多いようですが、ボリジ同様主にイタリアでは山菜として料理に使われます。ほうれん草を代用できる青菜としてパスタやオーブン料理と色々なレシピで活躍!(必ず手袋着用で採ってくださいね!!)

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こちらはワレモコウ(Sanguisorba minor Scop.)の若葉。かなりクセのある味ですが生でサラダに少々入れると、とっても風味豊かになります💕🌿
昔の農家のマンマの間では、これが入っていないと野のサラダとは呼べない、と言われていたそうです。
かくいう私もこのハーブの虜の一人です!😊

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こちらはシラタマソウ(Silene vulgaris)の花。若葉を摘んで、パスタの詰め物につかったり、卵焼きに入れたりします。
園芸やさんには種が売られているほど、ポピュラーな野草の1つです!イタリア各地での、この野草を使ったレシピは数知れず。

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こちらはお馴染み野生のフェンネル(Foeniculum vulgare )。普段は種になってから収穫しますが黄色い蕾を摘んでも、フレッシュ濃厚な香りが楽しめておすすめです!
私もこの若い黄色の種と茶色く熟した種どちらも収穫して使い分けています🎶
消化を促すハーブテイーには必ずと言っていいほど入っており、気持ちを落ち着かせる効果があります。
葉は料理に、花や種はお菓子作りに大活躍、育って太くなった茎を使って、オリーブ漬けの香り付けにしたり、ポルケッタ(豚のグリル)に使ったり、それぞれの季節で使い道は様々。

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野生のアザミの一種(Cirsium vulgare) を見つけ、昔はお母様が良く下ごしらえしてソーセージと一緒に料理されていたと語ってくれるロレッタさん。そう、アザミ種の野菜とサルシッチャは最強コンビなんです!

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こちらはマルバ(Malva silvestris L.)。ハーブテイーには欠かせないハーブの1つです。
ピンク色の可憐な花が見分けやすく、簡単に見つかるハーブの1つでもあります。潤湿剤、消炎剤として使われる他、胃腸を整える効果もあり、古代から万能薬として珍重されてきました。

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こちらもお馴染みのメリッサ(Melissa officinalus L.)。
比較的野山で見つけやすく、茂みを作る性質があるので、1度見つけたらたっぷりと採れるのが嬉しいハーブ。
この日見つけた唯一のオフィシナルハーブですが、抗酸化性でストレスや不眠に効果を表す他、生理痛を和らげる効果や気持ちを落ち着けるリラックス作用も注目されています。

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こちらは柳の一種のSalix alba.
頭痛薬や熱冷ましに使われるサリチルリチン酸を含んでいます。
ロレッタさんは、枝の皮を剥いて乾燥させ、ハーブテイーにして風邪薬として活用しているそう。

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野生のミントの一種、Mentha pulegium L.
他のミントと同様、胃や口臭を爽やかにしたり、消化を助け、食欲を増進する効果があります。
お料理にも活躍する、欠かせない野のハーブです。

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野生のニンジン(Daucus carota L.)の種を観察。根は夏のものを採集、乾燥させてハーブテイーにします。似たような白い花が多いのですが、野生のニンジンは花の中心に黒い点があるので、それを目印に😉胃の痛みや、ニキビ、吹き出物などに効果があるそうです。
春の柔らかい葉は天ぷらも美味しいんですよ☘

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沢山歩いたあとは、参加者のみんなと日向ぼっこしながらロレッタさんとおしゃべり。
ここぞとばかりに私は質問の連続!!😂

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2時間半みっちり歩いた疲れを癒すために、まずは暖かいハーブテイーをいただきました💕
レモングラス、ローズヒップのミックスがいい香り!!

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そのあとは皆でお食事を。
もちろん採れたてのハーブや野草をたっぷり使ったメニューです。
中でも美味しかったのは、野草のサラダ。
私たちが普段食べているサラダも、元々は野生種だったもの。
どれが食べられるかわかりさえすれば、野に出てサラダの原種を沢山見つけることができます。
チコリ系のものはほろ苦い美味しさ、ポピーの若葉は甘味があったりと、色々な品種を混ぜることで、豊かな味わいになるんです💕
野の青菜類とカレンデユラ、ザクロ、スミレなどなど。

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お食事の後はテーブルでロレッタさんのプチレッスン。
普段彼女が使っているおもな野生の乾燥ハーブを紹介してくれ、香り比べ。昔からのそれぞれのハーブに関わる言い伝えや、媚薬の効果があるものは修道院で使用禁止されていたことや、古いお城の回りには、かつて料理人たちが使っていたであろう色々な種類のハーブやバラがほとんど野生化して今でも残っていることなど、面白いエピソードもお話してくれました。

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皆で瓶を回しながら香りをチエック。

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ミントだけでも5、6種類野生のものがこの地域で見つかると教えてくれました。

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フェンネルの種、タイム、スギナ、セイヨウオトギリなどなど...
常に15~20種類くらいの野生のハーブを乾燥させたものを生活の中で活かしているというロレッタさん。
近年は、このハーブたちを使ったレシピ作りにレストランとのコラボレーションなどもするなど、山籠り暮らしでも、ご活躍中です😊

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こちらは参加者皆で眺めた、1585年に当時医者であり植物学者であったCastore Duranteが発行したハーブ教本。
焼き物でも有名なウンブリアの町、グアルド•タデイーノで生まれた方です。この時代にも素晴らしいマヨリカ焼きの薬草壺がこの町でも焼かれていました💕

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ページの中はため息が出るほど美しい挿絵と各薬草の説明が。
古い言葉が使われており、全てが把握できるわけではありませんが、書いてあることが少しでも分かると言うのは至福であります🎶

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日が陰ってきて長かった1日もおしまい。
今回も外国人は私だけというセミナーでしたが、みんなよい方ばかりで楽しく過ごせました。
素敵な会場を提供してくれた、B&Bのマリアステラにも感謝!


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次の日早速家の回りの野草でサラダを作ろうと摘んで見ました。
畑のサラダの他に、ルッコラ、チコリ、オオバコ、ミント、スベリヒユ、白玉草など。

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先日焼いた、ハーブの絵付けのお皿でいただきました☘
洋梨とザクロがほろ苦い野草たちといいハーモニーで、とっても美味しかったです🎶
ロレッタさんは野生のハーブと生きて50数年、ハーブのお仕事と関わって30年。私はここへ引っ越して田舎暮らしをはじめて野草を覚え始めてから10年ほど...まだまだ覚えることは沢山あります!
これからも、ロレッタさんのような生き字引とのふれあいを大切に、少しずつ知識を増やして行けたらと思います。

それでは、また☘🍀

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# by colline_raffaello | 2017-10-20 06:11
ハーブの魔女に会いに行く🌿~ネローネ山のロレッタ~第1話
皆さんこんにちは!
今日は、イタリアで出会った面白い人々の中でも、群を抜いて個性的なハーブの魔女、ロレッタさんのお話を🎶

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そもそも私がイタリアのハーブにとても興味を持ったのは、ファエンツアの陶芸学校で学生をしていた時。(15年前💕)
。中世の薬草学の世界では、マヨリカ焼きの素晴らしい薬壺がハーブや薬を入れるために使われており、装飾のスタイル、
形、ラテン語で書かれたチンプンカンプンな薬草の名前まで、陶芸美術史の授業では結構みっちり学んだものでした。
そして色々な陶芸美術館に行く度に、その薬草壺のコレクションの多さと美術品としての質の高さに、当時のイタリアの修道院や薬局でのハーブの存在がどれ程大きく大切なものであったのかを目の当たりにして、歴史の中でのハーブの存在に強く惹かれるようになりました。🌿

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我が家に沢山ある陶器のカタログ。中世から1700年代にかけては圧倒的に薬壺のコレクションが多いのが、 当時の薬草学の大切さを物語っています。
そして...
とにかくどれもとても美しいんです。
ちょっとだけお茶目に感じるラテン語の自体もかなりツボ😁😅

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薬草の用途やラテン語の名前の説明などもカタログには必ず書いてあり、大変興味深いのです。


そんなふうに、中世の世界ではメデイカルハーブは聖なる薬であり、それを収納する陶器は麗美な美術品でなければいけなかったという歴史の交錯にすっかり魅せられ、古い薬草書のコピーや、修道院で作られていたハーブテイーや野草を使ったお料理のレシピを好んで探すようになり、自然とハーブを栽培する友人や、野草を使った郷土料理を作る料理研究家、村の薬草師(エルボリスタ)の方たちとのお付き合いが生まれるようになりました。

そして何よりも、10年ほど前に自然の多い田舎に引っ越してきたことが、私の野草愛に火を着けたと言えるでしょう。まだまだイタリアの田舎では、食用できる野草に詳しいおばあちゃんなどが多く、どこかしこで野に出て野草を摘んでいるおばあちゃんたちと出会えたんです。
そんな彼女たちから、あれこれ野草の手ほどきをしてもらえたのは、田舎暮らしの最大の財産。
色々な野草を覚えてからは、裏山は宝の山となりました🌿。

そして野草好きの間でも、有名だったのが地元の山に住んでいる、"ハーブの魔女"と呼ばれるロレッタさんでした。

長い間薬草に関わるお仕事をしてこられたロレッタさん。
現在はネローネ山に籠って自然と共に暮らしながら、レストランの為のハーブを調合したり、メニュー作りに協力したり、こうして時々山から下りてレッスンをしてくれたりします。

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彼女のレッスンはシンプルでとてもストレート。
まずは季節や土地質に敏感になること。自分の回りにある自然を良く観察して、どこにどんなものが生えやすいかを感じとれるようになること。

同じ植物でも場所によってや成長のし具合によって成分も味も香りも変わるので、それぞれの植物のベストの状態を知るのはとても大切だと言うこと。

どんなに学問書の知識を詰め込んでも、実際野に出て役立つのは普段どのくらい自然とふれ合っているかがものを言うそう。...フムフム、同感!

私もスーパーのスパイスコーナーで買ったジュニパーベリーと、自分で山に行って完熟で摘んだジュニパーベリーの味の差にビックリ驚いた経験があるので、"採りどき"というのは実感していました。

でもまだまだ知識が追い付かないのが本当なので、旦那さんのおばあちゃんから受け継いだ薬草書を手引きしながらロレッタさんのお話もありがたく伺うことに(笑)

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レッスンがあったのは、アペニン山脈の麓のラモリ(Lamoli マルコさんの天然水彩絵の具のレッスンでも行った村の近くです)森の中にあるB&Bで。
本当に自然一杯の素敵な所です。

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山のハーブをもっと知りたい沢山の人が集まり、周辺の森をまわりながら、この季節に出会えるハーブをロレッタさんと探すという楽しい探検🎶

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まず始めに見つけたのは、タンジー。(Tanacetum vulgare L. )
ピエモンテではお料理用のハーブとして登場します。
昔は防虫剤として天井から吊るしてハエよけにしたり、ドライにしたものをマットレスの羊毛に混ぜたり、タンスに入れたり。
ハーブとしては関節痛や月経痛、歯痛に効果を出し、少量卵焼きに入れたり、フォカッチャの生地に入れたりハチミツで甘くした(苦めの味なので)ハーブテイーにしたりしていたそうです。

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ほとんどの季節黄色い花を着けたままという性質から、ギリシャ語で"不死の花•athanasia"の名を持ち、ラテン語の名前の原型になっているそう。キク科の多年草で、和名はヨモギギク。

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私の持っているハーブ辞典にもありました。ふむふむ。

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次に見つけたのはセイヨウオトギリ。(Hipericum perforatum L.)
オトギリソウ科の多年草で、イタリアでは洗礼者ヨハネのハーブの1つとして余りにも有名です。
夏至に近い6月24日がヨハネの日とされており、この季節に咲き誇るセイヨウオドギリは、他の野のハーブや花と水に浸され、月の光を一晩浴びて月のエネルギーや香りを移し、翌朝その水で洗顔することによって恩恵を受けるという私も大好きな素敵な風習が、中部イタリアでは残っています。
ハーブとしてはホメオパシーの分野で抗うつ剤として使われたり、皮膚の消毒剤や消炎剤として古くから使われていました。

食用ハーブとしてもイタリアでは定着していて、若葉を摘んで湯がいたものをやはり卵焼きなどに入れて食されます。

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これも辞書を見ながらふむふむ。

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こちらはビロードモウズイカ。(Verbascum thapsus L.)
ベルベットのようなフカフカの大きな葉が特徴で、2メートル以上にもなる2年草。
若葉や黄色い花が使われ、皮膚の湿潤や、咳や呼吸器の治療にシロップやハーブテイーとして使われます。

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こちらは日本では雑草の代表格、セイヨウオオバコ。(Plantago media L.)ヘラバコも含めて、食用ハーブとして青菜のように湯がいてソテーにしたり、生でサラダとして食されます。
刻んだ葉を傷に当てると傷の回復を促す作用があったり、結膜炎や瞼の炎症にも効果があるそうです。

さて、何せ長~~~い1日でしたので、後半は次回ご紹介したいと思います!ふう~~~😅

また近日中に!!










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# by colline_raffaello | 2017-10-16 07:44 | 食文化
古代種の果実のお祭り~イタリアの消え行く果物たち~@ Pennabilli
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こんにちは!
秋も深まる9月ですが、先日ペンナビッリという小さな村で開催された"イタリア古代種の果実祭り"にいって参りました。

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かの有名なトニーノ•グエラが愛してやまなかったこの村。
かつて300種もあったと言われる野生種、古代種のリンゴをはじめ、ナナカマド種のフルーツ、梨類、ベリー類などイタリアから消えつつある果実を次世代に引き継ごうと栽培をしているファームが集まり、見本市を開く他、地元のアルチザンや天然素材で出来た商品が販売されたりと、ワクワクが一杯のお祭りです。


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お天気にも恵まれ、広場は沢山のファーマーさんで活気がありました🌹

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こんな風に屋台で色々な種のフルーツを展示しつつお客様に説明しています。ここは色々な種類のブドウがありました。

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こちらはたくさんのリンゴやナシ類が。ファーマーさんは、おじいちゃんが育てていた果実たちを守りながら育て増やしているそうです。

その昔、リンゴは秋に収穫すると、冬を越えて春まで美味しく食べられたそうです。現在はほとんどの果樹園が、作りやすく甘く改良され、そう持たずに腐ってしまう果実を中心に作っているところが多いのですが、少しずつ古代種の果実もイタリアの食卓に取り戻そうと、奮闘しているファーマーさんたちも沢山います。あの、野性味に溢れた甘酸っぱい豊かな味わいを、もう一度認識してもらおうという、素晴らしい試みです。

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これ、皆さん何の果実かお分かりですか?小さな小さなリンゴです。

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こちらはソルボと呼ばれる私の大好きなナナカマド種の果実。吊るしておいて、茶色くプヨプヨになったら(笑)食べ頃です。昔はこの実を乾燥させて粉にしたものをパンの生地にねりこんでいたとか。何だか美味しそうです💕

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色々な果実をジャムやお菓子に加工したものを販売している屋台もありました🎶

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アルチザンコーナーでは、忘れてはいけないカゴ職人さんや、

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お馴染み親友アレちゃんの素晴らしい秋のハーブのリースの屋台や、

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私の天然画材の大先生マルコの画材が売っているコーナーも💕

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やっぱり彼の製品にかける情熱には大尊敬!!今、日本に彼の製品を紹介できるように準備中!!水彩絵の具作りのコースも実現させたいなあ🎶

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アレちゃんとマルコと一緒に仲良し3人組でパチリ!!共通の情熱は絆を深めるのだ!

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トニーノ•グエラが作った"失われた果実の庭"で、お祭りは最高潮に。音楽に包まれながら、暮れなずむペンナビッリの村は来訪した私たちを暖かく包んでくれました。

さあ、来年もまた来るからね!ペンナビッリ😊😊😊





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# by colline_raffaello | 2017-09-29 21:18 | お祭り、行事
アンナのハーブ料理~秘密の洞窟の粉引き小屋で~
今日は私のハーブ料理の先生、アンナさんのお話を☘
マルケ北部の町ウルバニアにある、古い洞窟の中に石臼がある粉引き小屋を改装して作られたB&B,ムリーノ•デッラ•リカバータ。
ここのキッチンに初めて入った時、"ここで料理をする人は幸せだな~"と思うほど、本当に素敵なキッチンでした。

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外は石造りの素朴ながら、当時の粉挽農家のそれなりの経済力を彷彿とさせる大きなつくり。まだ今のような電動の粉挽き機が無く、メタウロ川の水力で石臼を回していた時代には、脱穀の季節になると、村中の農家の人たちが列を作って粉を挽きに来ていたそうです。

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この自然一杯の場所で畑を作り、こよなくハーブや野草料理を愛するアンナさん。伝統料理から創作料理までレパートリーが広く、彼女のファンタジーが溢れる料理には海外にもファンが多く、お料理教室に参加したグループがすっかり彼女の虜になり、自費で彼女の料理のレシピ集を出版したというエピソードがあるほど。

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この日は日本からのお客様もお連れして、パスタも打ちながら、郷土料理のハトの詰め物のオーブン焼きのレッスンをしてくれました。

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まずは畑でタップリの新鮮ハーブを収穫。

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下ごしらえされたハトを見せてくれるアンナさん。もちろんハトは彼女が旦那様と丹精込めて育てたハトさんです。

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パスタ打ち用の産みたて卵も準備OK!

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色々火にかけながら....ベーコンとセージ、トマトソースにはさっぱりミント。いい香り~~💞

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ハトもいい感じに焼き上がり...

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パスタの準備もバッチリ!こちらは、神父様も美味しすぎて喉を詰まらせる、という意味のストロッツアプレーテというパスタです😂

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キッチンを見渡すと、色々な自家製のハーブミックスがあったり、

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いつも常備しているドライのハーブもさりげなく籠に..

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この近辺でとれる野草やハーブ一覧や

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彼女のお手製のドライフラワーも沢山💞

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手打ちのパスタとトマトとミントのソースも出来上がり!
いただきます🎶

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みんなで楽しくワイワイと😊🌹

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セージで香り付けをしたほほ肉のベーコンのクロステイーニ。

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ベーコンにはボリジの花で香りをつけたワインビネガーが垂らしてあります😋

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野のハーブをふんだんに使ったハトの詰め物も大変美味💞詰め物のハーブが効いています。

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バジルの爽やかさ一杯のストロッツアプレーテ、旦那さんのフランコがサービスしてくれました。

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どれも美味しくてみんなでペロリ!

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アンナお疲れさま、と肩を揉んであげたら喜んでもらえました!

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お腹がいっぱいになったあとは、下の階の粉挽き場を見学。
オリーブオイルを挽いていた石臼、小麦粉を挽いていた石臼と2種類あり、奥には洞窟が見られます。

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右がオリーブ用、左が小麦粉用。
川の流れが変わり、今では動きませんが、かつては村の大切な拠点だったことが伺えます。

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地下を覗きこむと、水力で動いていたプロペラが見えます。これが地上1階の石臼に直結しているんです。

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みんなで地下の洞窟内の様子を見に探険!電気が無い時代、水力をいかに工夫して使っていたかを実感できる、学びの時間となりました。

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この日はラッキーなことに、アンナさんのレシピ本もいただくことが出来、ホクホク🌹
またじっくり、お勉強させていただきます😊!

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本当に素敵なお二人、これからもちょくちょくお邪魔して、ハーブ料理を伝授していただこうと思います💞

それでは、また!🌿☘🍀








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# by colline_raffaello | 2017-09-23 05:19 | 食文化



陶芸作家の傍らマルケ州の宝石・ウルビーノを中心にマルケ旅行のアテンド活動中!
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